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プロフィール
HN:
りこ
性別:
非公開
職業:
文房具屋
趣味:
演劇
自己紹介:
書店系文房具店勤務。
休みの日は、劇場通い。
夜7時以降は電話は通じません。
最近読んだ本:
有栖川有栖『乱鴉の島』
最近観た芝居:
青年団自主企画『立つ女』(アトリエヘリコプター)
休みの日は、劇場通い。
夜7時以降は電話は通じません。
最近読んだ本:
有栖川有栖『乱鴉の島』
最近観た芝居:
青年団自主企画『立つ女』(アトリエヘリコプター)
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■店で勤務の後、昼過ぎから表参道で新作の展示会。高級ラインナップ。トカゲの皮を貼り付けたボールペンやら、水牛の角を使った万年筆やら。ただ国産メーカーなのでうちでも扱える範囲のお値段だったため、かえって検討します、ととりあえず保留で持ち帰り。
■定時30分前だったものの、「帰っていい?」と店にTEL。そのまま劇場へ向かう気まんまんである。赤堀正秋脚本の『蛇』を見ようと青年座劇場へ行くつもりで、代々木上原へ。時間に余裕があったため、その辺をぶらぶらしながら、雑貨屋をのぞいたりお茶を飲んだりしていたが、途中で地図を確かめようと本屋へよって、どうやら駅を間違えたことに気づく。正しくは小田急線代々木八幡駅であった。この時点で開演10分前。間に合うわけがないので、急遽予定を変更して、行くかどうか迷っていた青年団自主公演『立つ女』を観に行くことにする。大崎までの移動に15分、駅から歩いて10分として、開演の7時半にぎりぎり間に合うはずだったが、代々木上原駅前の文房具屋につい入ってしまい、まんまと開演に遅れる。大崎駅についた時点ですでに開演時刻を過ぎていた。アトリエヘリコプターに駆け込むと、受付をしていた男性が私の息切れっぷりに困惑気味。「とりあえず携帯だけきっていただいて…」とか細く言うその人は、よくみると青年団の山本雅幸さんではないですか。ちょっと緊張。山本さんに足元を照らしていただきながら、着席。遅れて入ったので、通常の客席ではなく、楽団側の席に座る。観にくくてすみません、といわれるも、私はいいがむしろ役者さんの方が私が気になってしょうがないような席に座ってしまい、逆に恐縮してしまいました。
■「立つ女」観劇。動きがニブロールっぽいな、でもニブロールより機械的に動くな、しかもコミカル・・・と思いながら観ているうちに、なぜかとつぜんラーメンが食べたくなる。なので、後半はずっとラーメン食べたい、と思いながら観ることになってしまい、集中力切れまくり。さまざまなシチュエーションで、3人の人間の役割が微妙にずれながら同じシーンが巻き戻しのようにくりかえされる。繰り返しているうちに、いつのまにか役割がすりかわっており、誰が誰だったのかはまったく意味をなさなくなっていく。そんな2者あるいは3者の関係に、音として、時にその身体を伴った他者としてオムトンがからんでくる。非常に心地よいリズム、動き、旋律。あっというまの1時間半ではあったが、いろいろと思うところもあった。こういったつくりの演劇?ダンス?は、どうしていつも俳優は無表情でいようとするのだろ。こんなに苦しげにしなくていいのに。
■アトリエヘリコプターは、前田氏の日記でその改装が日々記されていて一度いってみたかったのだが、確かに素敵なロビーだ。そして、工場独特のにおい、音の反響、そして機械のあとが残る床など、ノスタルジーが喚起されてしまう場所だ。この場所で演ずる意味、なんてものをつい考えてしまいがちなほど場所の威力がある。今回で演劇公演は最後ということなので、最後に観られてよかった。二階への階段に『前田』と表札が出ていて、本当にここに住んでるのね、となんだかうれしくなった。
■今日のマンホール 代々木上原にて
■定時30分前だったものの、「帰っていい?」と店にTEL。そのまま劇場へ向かう気まんまんである。赤堀正秋脚本の『蛇』を見ようと青年座劇場へ行くつもりで、代々木上原へ。時間に余裕があったため、その辺をぶらぶらしながら、雑貨屋をのぞいたりお茶を飲んだりしていたが、途中で地図を確かめようと本屋へよって、どうやら駅を間違えたことに気づく。正しくは小田急線代々木八幡駅であった。この時点で開演10分前。間に合うわけがないので、急遽予定を変更して、行くかどうか迷っていた青年団自主公演『立つ女』を観に行くことにする。大崎までの移動に15分、駅から歩いて10分として、開演の7時半にぎりぎり間に合うはずだったが、代々木上原駅前の文房具屋につい入ってしまい、まんまと開演に遅れる。大崎駅についた時点ですでに開演時刻を過ぎていた。アトリエヘリコプターに駆け込むと、受付をしていた男性が私の息切れっぷりに困惑気味。「とりあえず携帯だけきっていただいて…」とか細く言うその人は、よくみると青年団の山本雅幸さんではないですか。ちょっと緊張。山本さんに足元を照らしていただきながら、着席。遅れて入ったので、通常の客席ではなく、楽団側の席に座る。観にくくてすみません、といわれるも、私はいいがむしろ役者さんの方が私が気になってしょうがないような席に座ってしまい、逆に恐縮してしまいました。
■「立つ女」観劇。動きがニブロールっぽいな、でもニブロールより機械的に動くな、しかもコミカル・・・と思いながら観ているうちに、なぜかとつぜんラーメンが食べたくなる。なので、後半はずっとラーメン食べたい、と思いながら観ることになってしまい、集中力切れまくり。さまざまなシチュエーションで、3人の人間の役割が微妙にずれながら同じシーンが巻き戻しのようにくりかえされる。繰り返しているうちに、いつのまにか役割がすりかわっており、誰が誰だったのかはまったく意味をなさなくなっていく。そんな2者あるいは3者の関係に、音として、時にその身体を伴った他者としてオムトンがからんでくる。非常に心地よいリズム、動き、旋律。あっというまの1時間半ではあったが、いろいろと思うところもあった。こういったつくりの演劇?ダンス?は、どうしていつも俳優は無表情でいようとするのだろ。こんなに苦しげにしなくていいのに。
■アトリエヘリコプターは、前田氏の日記でその改装が日々記されていて一度いってみたかったのだが、確かに素敵なロビーだ。そして、工場独特のにおい、音の反響、そして機械のあとが残る床など、ノスタルジーが喚起されてしまう場所だ。この場所で演ずる意味、なんてものをつい考えてしまいがちなほど場所の威力がある。今回で演劇公演は最後ということなので、最後に観られてよかった。二階への階段に『前田』と表札が出ていて、本当にここに住んでるのね、となんだかうれしくなった。
■今日のマンホール 代々木上原にて
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